1. 「解約忘れ」は企業のボーナス確定演出

動画配信サービス、音楽アプリ、通っていないジム、謎のセキュリティソフト……。
企業がなぜ、こぞって「サブスク」を導入するか分かりますか?
答えは簡単。
「人間は、一度契約したものを解約するのが面倒くさい生き物だから」
これを心理学では「現状維持バイアス」と呼びます。
企業は、貴方が「まあ、月500円だしいっか」と思考停止することを見越して、予算を組んでいるのです。
2. 幽霊会員になっていませんか?(ジム・習い事)

特に質(タチ)が悪いのが、スポーツジムやオンラインサロンです。
「来月こそは行くから!」
……そのセリフ、先月も言っていましたよね?
月額8,000円のジム代。行かなければ、1回あたりの利用料は「無限大」です。
エテリアの冒険者ギルドなら、依頼もこなさず報酬だけ払うなんてあり得ません。
3. 謎の「300円」を許すな

携帯電話の契約時に「初月無料なのでつけておきますね」と言われたオプション。
あるいは、数年前に登録した便利ツールのプレミアムプラン。
クレジットカードの明細に、身覚えのない「330円」「550円」という記載はありませんか?
……その油断が、貴方がいつまで経っても小金持ちにすらなれない原因です。
月300円は、年間3,600円。
10個あれば年間36,000円。
これが「チリも積もれば山となる」の悪い例です。
まとめ:今月の「寄生虫」駆除リスト

さあ、治療の時間です。
今すぐクレジットカードのWEB明細、または通帳を開きなさい。
そして、以下の基準で仕分けを行うのです。
- 先月、一度も使わなかったサービス → 即解約
- 「いつか使うかも」と思っているサービス → 即解約
- 同じような機能の重複(動画サイト2つなど) → どちらか解約
ですが安心なさい。本当に必要なら、解約した翌日に困るはずです。
困らなければ、それは貴方の人生にとって「ノイズ」だったということです。